おっさんずラブを見てきた

連ドラが始まる前から、(その前のスペシャルは最近になって存在を知った)私が大好きなB級ラブコメの香りを感じ取って、見ていたおっさんずラブがめでたく映画化!本当は公開初日に見に行きたかったけど旅行とかぶってさっきようやく見ることが出来た。

 

とにかく最高。

最初から最後までなぜそうなる?連発だけどそれも全部私たちを笑わせるため、喜ばせるためっていうサービス精神しかない映画だった。

いきなり香港で、いきなり指輪を追いかけるための謎のアクションシーンとかもうツッコミどころしかない。予告で使われてた片手をボンネットにおいて田中圭が颯爽と車の上を滑っていくシーンがまさか指輪置き引きを追いかけるためのシーンとは思わずそこでもうすでに笑いそうになる。

たぶん最初の観客が揃ってクスッとしたのがジャスティスのプリティ・・・のとこかな。あんな短いセリフというか単語ひとつでこんなに大勢を笑わせるなんて凄い。

笑えたシーンというと、君の名は連呼もよかった。吉田鋼太郎っていうあんな大物にまじめな顔して君の名はって言わせるだけでもう面白い。それをたたみかけてくるなんてずるい笑 でも、ひとつふと思ったのは麿か誰かがもしかして、記憶喪失?っていうところ、「君の名は。」の「もしかして、入れ替わってる~?」にかけてるんだとしたらそれっぽく大げさに言ってくれればもっといいのにと思ったけど特にそこのパロディってわけじゃないのかな。考えすぎ?

あとはやっぱりサウナ最高。水かけるってひどい。春田・部長・牧の時点でもうカオスなのにそこに狸穴も来るし最後の最後でジャスティス来るし。天然ジャスティス恐るべし。春田の胸揉むし(語弊)、乳首も弄る(語弊)から、下手すると(キスを除けば)牧とより濃厚な絡みをしていたかもしれない。(語弊)

内容は、部長記憶喪失、東京ベイ・ラピュータ計画(天空不動産だし天空の城ラピュタから取ってるのは間違いない。)を通じて描かれる本部と現場(営業所)の対立、と同時に春田と牧のすれ違いを主に麿・蝶子さんカップルにもかなり焦点があたった作りになってた。

本当にただのコメディ映画、ラブコメ映画なのに、(決して馬鹿にはしてません!!!人を笑わせるって本当に偉大!!!)本部と現場の対立とか妙にリアリティがある部分が出てくるのが何とも言えないおっさんずラブの良さ笑 

似たような業界で働いてるからかな、妙に春田にも牧にも感情移入できてしまった笑

あと、とにかく登場人物がくっつきまくるのもおっさんずラブの良さ笑

春田 牧

麿 蝶子

マスター と 声特徴的な人(名前ド忘れごめん!)

武川 部長

ジャスティス かおるこ

これだけで10人。恐るべし。あっ名前の順番に他意はなし!

 

私個人的に武川さんというか眞島さんというかが本当に好きで。最初から部長とできてるんだろうなって思ってたから途中は本当切なくて。特に花火のあたり。付き合ってるのに記憶喪失になったのかと思ったけど最後のシーン見る限りアプローチ中だっただけかな?最後は連ドラでも話題になった足ドン!でようやく報われてくれそうな兆しまで見せてくれて本当に武川ファンへのサービスも凄い。

終盤は24入れつつ、春田、拉致監禁で爆破危機!というある意味王道展開。でも、そこはおっさんずラブ。しっかり牧と部長で春田への人工呼吸争いで笑わせてくる。あっその前の構ってヒロイン爆誕か!はなかなか痛烈な、本質ついた牧への批判でこれにも実はちょっとグサッと来た。まあ牧は何も言わなさすぎだけど春田ほどナチュラルでいるのも難しいよね。なんていうか本当に愛されてきたものの強みって感じもする笑

10月からのドラマの詳細見てないけどまたシンガポールから1年後みたいなところから始まるのかな?ドラマだと尺あるし、春田が言ってた日本じゃやっぱり同性婚できないし、子供好きだしってところも深堀していくのかな?だとすると結構シリアスになる気も。まあしっかり笑わせてくれるんだろうなっていう謎の信頼はしているけども!